秋のお楽しみは・・・


国立西洋美術館にミケランジェロ展を観に行ってきました。
ミケランジェロと言えば、

私はシスティーナ礼拝堂の天井画と壁画を真っ先に思い浮かべます。

今回の展示は、そのシスティーナ礼拝堂500年歳記念ということで
ミケランジェロがどのようにこれらを制作したかなどを

垣間見ることのできる内容になっていて、とても興味深いものでした。
いくつもの素描を組み合わせて、あの壮大な壁画ができたのだなあということが
とてもよくわかる展示でした。

貴重な映像も織り交ぜて臨場感を演出してあったのですが・・・
それでもやっぱり壁画や天井絵は実際にその場所にって、

その建物に入って見るのでなくてはな~と思ってしまいました。


いつか実際に観に行くことができたら良いな~と

しばしイタリアに思いを馳せたひと時でした。

 


 

美術館に行くのは、映画ともお芝居ともまた違う楽しさがあります。
子どものころから、そんなにかしこまったりはしないけれど、

少しだけ背筋が伸びるような
「ちょっとだけ特別なお楽しみ」だったような気がします。

 

美術館を楽しむための入門ガイドのような本もいくつも出ています。
最近、私が読んだものの中からいくつかご紹介しま~す!

 

「美術館ってどんなところ?」西村書店

子どもも大人も楽しめる美術館ガイド!内容はなかなか濃いのに、

良い感じに気の抜けたイラストが遊び心があり気軽に楽しめます。


「美術館にもぐりこめ!」福音館書店

どろぼう3人組と美術館の裏側にもぐりこんで秘密をさぐる楽しい絵本。

子どもに楽しく美術館に興味をもってもらえる1冊です。

 

「おさんぽ美術館」白泉社

杉浦さやかさんの可愛いイラストで女子におすすめ。これを持っていけば周辺のお店情報もあるので美術館+@で楽しむことができます。

そして・・・美術館を舞台にしたお話で忘れてはいけないのが
カニグズバーグの「クローディアの秘密」です。

そういえば、ミケランジェロも重要なモチーフで出てきますね!

 

メトロポリタン美術館に家出した姉と弟のこのお話を

何度読み返したことか・・・。

初めて読んだとき、息をつめてストーリーを追ったのを

今でも鮮明に覚えています。

何度読んでも色あせることのない大すきな1冊です。

 

 

「芸術の秋」到来。美術館巡りなんていかがですか。

そして・・・「読書の秋」でもあるので、読書も楽しんでください!!

 

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