新宿のコミカミノルタプラザで開催してる
『異郷の絵本作家たち 降矢奈々×フィリップ・ジョルダーノ』
に行ってきました。
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2013november/ehon/
降矢さんの作品はミキハウスから出た新刊の
宮沢賢治の『黄いろのトマト』の原画が全点展示されていました。
不思議なお話と不思議な絵・・・全点見ることができると
より世界に引き込まれますね。
その他にも
【小さい額に入った木片シリーズ作品】や
ラフスケッチやキャラクター設定の構想のスケッチなど、
貴重な資料も見ることができます。
『ともだちシリーズ』や『ナミチカのきのこがり』などなど
降矢さんの代表作から最近の作品までをじっくり楽しんできました。
私が特にひかれたのは『ひめねずみとガラスのストーブ』です。
おはなしを読んでから絵を見ると切ない気持ちで胸がいっぱいになり
その色合いを眺めているだけでちょっぴり泣きそうになりました。
(こちらは秋から冬にぴったりの絵本です。オススメ!)
一方、ジョルダーノさんの絵は独特の世界。
「イタリアと日本の懸け橋に」とご本人もお話されていましたが
絵の中でも不思議な融合を果たしていて風変わりで魅力的な世界を
存分に味わうことができました。
入場無料でこの2人の原画が見られるなんてとても贅沢な企画ですよね(^^)
土地柄もあるかもしれませんし、
平日の夕方に行ったせいもあるかもしれませんが
会社帰りに寄った風な方々も見かけ
色々な年齢層の人が観に来ているのかな~と思いました。
本当一時帰国中の降矢さんにもお会いできる予定でしたが
色々と行き違いがあり、一足違いでお会いできなかったことだけが
残念でした・・・が、きっとまたお会いできる機会があると信じています!
コメントをお書きください