niki tikiの展示会

2年に1度、開催されるアトリエ・ニキティキの展示会におじゃましてきました。

前回からもう2年・・・時がたつのは早くてびっくりです!

 

ちいさいおうちで扱うおもちゃは、

良質で安全に楽しんで遊べるものををセレクトしています。

アトリエ・ニキティキのヨーロッパのおもちゃも、たくさんおいてあります。

 

ニキティキのおもちゃはデザインも素晴らしく、

子どもだけではなく大人も魅了されてしまうものばかり。

開店当初からのお客さまで、ご両親にプレゼントしてもらったものを、

今度は自分の子どもへ・・・と、2代にわたって

楽しんでいらっしゃる方も少なくありません。

 

そんなニキティキの展示会。

今年のクリスマスに向けて、新商品をチェックしたり、

ディスプレイの参考にしたり・・・

実際にどうやっておすすめしたら楽しさを分かってもらえるのかを、

直接うかがえる貴重な機会です。

・・・かわいいものがたくさーんあるので、単純にわくわくできる場所ですが、

「お仕事」という事を忘れないように、色々とチェックしてまいりました。

 

まずは講演会。

ドイツのデュシマ社のルル・シフラーさんからデュシマ社のおもちゃについてのお話を伺いました。

先代のお父様から引き継いだおもちゃ作りに対する信念・理念をいかし

母であり幼稚園の先生をしていたこともある経験を活かし、新たなモノづくりをされている

ルルさんのお話は、とても興味深く、素晴らしいなと思わされることが多かったです。

 

フレーベル、ランゲ、シラーの言葉を引用しながら

子どもにとってのおもちゃの重要性を熱く語ってくださった中で

「正しい遊びは子どもが生きていく基盤づくり。

おもちゃはその環境づくりに役立つ」

「遊びの中で子どもの秘めたる力を引き出し、

子ども自身も自分の能力を見出すことのできるバックアップをするおもちゃ」

というような言葉が特に心に残りました。

 

また、時代の変化に合わせて古くからのものを守るだけではなく

新しい素材、新しい可能性にチャレンジしていく

パワフルさも素敵だなと思いました。

 

ヨーロッパのおもちゃは素材の関係、レートの関係で、

近年は値上がりしてしまい

気軽にはお勧めしにくい場合もありますが・・・

でも、やはり、より多くの方に手に取っていただけるよう、

おもちゃにこめられた想いの部分も伝えていけるよう、

私たちも工夫をしていきたいです。

 

講演会の後は商品の展示会へ。

 

新作や今年のおすすめの商品がならんでいました。

 

来年の干支は羊ということで

大小さまざまな羊がずらり。

羊のモチーフが(も)好きなので、

羊が沢山でドキドキしました!

 

ボードゲームのコーナーでは、ニキティキの方が

実際に一緒にプレイしてゲームのやり方を説明してくれます。

気になっていたゲームを選んで私たちも

レクチャーしていただきました。

 

外国のボードゲームは、ルールがわかりにくいような気がして

最初は少しハードルが高いかもしれませんが

それを乗り越えれば、

はまってしまう面白さのものが沢山あります。

大人も子どもも一緒に熱中してしまう、

少しひねった面白さのゲームも多いです。

 

ここで、いくつか新しいゲームを開拓してきましたので

また、お店でもご紹介できる・・・かな?

 

クリスマスツリーやオーナメントもたくさんあって、気分はすっかりクリスマス。

台風が近づいていたムシムシした暑さの中、クリスマスに思いを馳せたのでした・・・。