ボローニャ国際絵本原画展へ行ってきました

毎年恒例の夏の行事、

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展へ今年も行ってきました。

 

今年は会場に入る前から、

楽しい仕掛けが・・・

今年は会場についた途端、

こんなに楽しいドアが出迎えてくれます。

このドア、よーく見るとおなじみの絵本の

キャラクターがたくさん書き込まれているんです!

 

ほら!ここにも。あそこにも・・・

 

プーさん、こねこのぴっち、マドレーヌ、フレデリック、

バーバパパにすてきな3人ぐみ、

ババールとムーミンがハグをしているツーショットも!!

 

まだまだたくさんのキャラクターが描かれていました。

絵本・児童文学好きはワクワクしてしまうアイディアで、

この入り口だけでかなり楽しむことができるはずです。

わたしも待ちあわせ中は「ウォーリーをさがせ」状態で、

待ち合わせ相手がくるまで、ずーっとこのドアを眺めて遊んでいました。

 

中に入ると、刀根里衣さんの「PIPO」をモチーフにした空間が広がっています。

一気に異空間に引き込まれる素敵な演出ですね。

 

入場チケットにもこんな遊びがありました。

もらったチケットにはタイトルと

3つのオレンジ色の四角い模様。

「はて??」と首をかしげたくなりますが、

実はこのチケットは、今回のメインビジュアルにもなっている

三浦太郎さんの「ワークマン ステンシル」の

スタンプをその場で押して完成するのです。

 

なんとなーくあたりを付けて思い切って押すと、あら不思議、

あっという間にオレンジの四角い模様は

ワークマンの荷物や工具に早変わりします。

これは楽しい~♪

 

特別展示の三浦太郎『ワークマンステンシル』のコーナー以外は

入賞作品が展示されるので、様々な国の様々なタイプの絵がずらり・・・

自分の好みのもの、あまり好きじゃないもの、斬新なもの、かわっもの・・・色々です。

こんなに多種多様な作品、どうやって先行していくのかなぁと不思議に思うくらい

バラエティ豊かな作品が揃っています。

 

私が一番気に入ったのはドイツの作家Tom Eigenhufeの

「日のあたる数字の野原からこんにちは」

こまごましたモチーフと色づかい、ユーモアが気に入りました。

1冊の絵本で見てみたいな~と思った作品です。

 

ショップでポストカードがあったので、思わず買ってしまいました。

(・・・なぜか3枚も!自分の分、お土産、人に出すかもしれない用(!)です)

毎年のことながら会場の板橋区立美術館は

ちょっとアクセスのよくない場所にあるので

ちょっとした遠足気分で出かけなくてはなりません。

これから行かれる方は熱中症対策だけは万全に!

行ってしまえば「足を運んだ甲斐があった」と思わせてくれる

アートな世界が待っていますよ。