横浜のそごう美術館で開催中のトーベ・ヤンソン展へ行ってきました~
今年はメモリアル・イヤーということでムーミン関連の展示会が続いて、嬉しいです♪
今回の展示はフィンランドの国立アテネウム美術館での回顧展を日本巡回展として再構成したそうです。
日本にいながらにして、これだけの展示を見ることができてとてもラッキー!
ムーミン作品だけではなく、作者のトーベ・ヤンソンの作品全体にスポットをあてていて
彼女の人生、生活スタイル、創作など、多方面からのアプローチがなされていて
これまで知らなかったトーベ・ヤンソンの
様々な側面を垣間見ることのできたように思います。
絵画だけではなく、立体物、映像作品なども展示してありました。
トーベ・ヤンソンが1964年から1991年まで
ほぼ毎年過ごしたクルーヴ島の「夏の家」が再現されており、
これが、またとーってもステキ!
実際のクルーヴ島はかなり寂しい島のようなので、
生活するには覚悟が必要だと思いますが
豊かな時間と同時に寂寥感も存在するこんな空間から
ムーミンの物語が創造されたというのは、腑に落ちました。
色彩やモチーフにどことなく面影はあるものの
ムーミンの挿絵とは全く違ったタッチの油彩作品の数々。
風刺雑誌の表紙絵、『指輪物語』や『不思議の国のアリス』など児童文学の挿絵、
トーベ自身や彼女の家族、友人、パートナーとの写真など
400点以上の展示がならび、見応えがありました。
・・・見応えありすぎて、頭がぐるぐるするほどの濃密な空間でした。
もちろん、会場を出たところには誘惑の多いグッズ売り場が待っています。
会場限定のものも多数で、うっかりするとどれもこれも欲しくなり本当に困ります。
また、横浜そごうでは会場だけではなく、
他の売り場、他の階でも連動してムーミングッズを取り扱っていたので
いたるところに誘惑がありました。
この展示は11月30日まで。東京の後は北海道、新潟、北九州、大阪を巡回するそう。
そして12月号の月刊MOE、
11月号増刊の美術手帖もムーミン、トーベ・ヤンソンの特集ですし
ムーミン、ヤンソン関連の新刊も続々と出版されています。
今年も残り2か月ですが、ムーミン人気はまだまだ続きそうですね。
ちいさいおうちのムーミン・コーナーも、少しづつ商品が入れ替わっていますので
来店いただいたときは、のぞいてみて下さい。
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