先月のことになりますが、
南青山のGallery5610で開催していた
駒形克己 展覧会『一隅』へ行ってきました。
こーんなに素敵なご案内状
(わかりにくいかもしれませんが、
表と裏、白と黒のカードに
なっています)をいただいちゃいました!
この展示に向けて制作された新作の本の一片がそのまま切りとられたのような、美しいたたずまいで、早速、お部屋に飾りました。
今回は、駒形さんのの作家としての側面にフォーカスした展示だということ。
大きなシルクプリントの作品が浮かぶように展示されているギャラリーに
一歩足を踏み入れると、別世界のようなゆったりした空間が広がりました。
空中に浮かぶ大きな大きな幕のような作品は
京都の和紙に触発されて生まれたという版画だそうです。
こちらは黒の世界。
壁面に飾られたシルク作品はパールホワイトというインクで印刷されているそうで
こちらは、白の世界が広がります。
この作品は「ONE STROKE」というシリーズなんですって・・・
ということは、会社の名前と同じなんですね。
この黒と白の織りなす空間の中に、
まさにその空間を凝縮したような新作の本『一隅』が飾られていました。
このディスプレイの仕方がとっても素敵で、カッコイイ!
また、これまでの駒形さんの手掛けた絵本も
ところどころに展示されていたのですが
そのディスプレイの仕方がどれも素敵でとても参考になりました。
たとえば、「アリガトウ」は、6つの美しいカードが入っていますが、
台の上にそれぞれをならべると、それだけで展示してある台が、一気に小さなギャラリーのような空間に!
中身を知っている私でも、思わず「わぁっ」と声をあげてしまいました。
魅力を再確認。
初めてこの本に出会う時に、
こうやって見せられたら
きっと驚きと喜びが増すだろうなと思い
演出の力を感じました。
お店でも今度、ああいうディスプレイに挑戦してみたいものです・・・その前に、そのスペースを捻出しなくては!
ちいさいおうちでも、取り扱わせていただいているONESTOROKEの絵本。
贈り物にピッタリ!と人気ですが、自分用にも手に入れて、お部屋の片隅を
小さなギャラリーのようにするのも良いですね🎵
これからの季節は、
ブルーのグラデーションが美しい
「BLUE TO BLUE」が
特におすすめです。
暑い季節ですが、
この本を開いているひととき、
美しい青の世界に一瞬、
暑さを忘れたいですね。
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