第10回フラワーアレンジメント教室レポート

少し遅くなりましたが(大分…?!)

第10回フラワーアレンジメント教室の

様子をご報告いたします。


今回のテーマは赤ずきんちゃん。

「赤ずきんちゃんがおばあちゃんのおうちに行くときに摘んでいった花~みたいなイメージで、カゴにアレンジとかはどうでしょう?」

とお話したところ先生にご快諾いただきました。


その際に、共通のイメージとしてあがったのが

こちらの『赤ずきん』(バーナディット・ワッツ/作 岩波書店)でした!

ワッツのイラストは、特に森の様子がとても素敵で、お花の色彩も印象的です。


今回は教室の時にこちらのポスターを見ながらイメージを膨らませて

アレンジメントを教えていただくことにしました。



今回、先生が用意してきてくださったお花とグリーン。


・キバ

・クジャク草

・ブルースター

・ファンシーローラ

・ワックスフラワー

・バイパーワイン(カーネーション)

・シロタエギク


他にはご自分の庭から

・ローズマリー

・ガイダルディア

・アイビー

・ツルニチニチ草


ワッツの絵のイメージで

季節的には難しいブルーのものを苦労して探してくださったそうです。

いつもながら色々なグリーンがあるのが、るみ先生っぽいですね(^^)

今回、教えていただくアレンジは

花束を置いた形のアレンジメントで

「バンチアレンジ」というもの。

オールラウンドのアレンジだそうです。

後ろにちらっと茎が見えると

花束を置いたみたいに見えるので

茎のさし方に気をつけます。


ポイントはかごのどこかに三角形をつくること。

どこに作ってもOKなのですが、

二等辺三角形になるようにバランスをとるのが

なかなか難しい~

皆さん試行錯誤していました。


まずは、三角形をイメージしながら

3点にさしていきます。

このときに垂れ下がる部分を作りましょう。

三角形のいちばん長い部分に

はかなげなもの(つぼみ、先の小さい花)を

入れると形がとりやすいようです。

真ん中にお花が集中しないように注意です。


ポイントのくる場所にはバラなど主役級のお花を

まとめてどどーんとおくのではなく

花の高さを変えてさしていきます。


茎をさすときは先頭にすっきりしたツル系のものをさすとバランスがとりやすいようです。

茎はあらかじめさして、

それを見ながらお花をさしていっても

最後にさしてバランスをとっても、どちらでも良いとのこと。


お花とグリーンをさし終えたら最後に茎にリボンを結びます。

リボンによってアレンジメントの印象がぐっと変わるので

このリボン選びもけっこう重要です。

それぞれにリボンを選び、豪華なリボンの結び方も教えていただきました。



じゃーん!!

参加してくださった皆さんのアレンジメントです。

今回はワッツのポスターをバックに記念撮影してみました♪

同じお花を使っているのに出来上がりのかたちはさまざま。


かごいっぱいに花束が入っているように見えます!

華やかではありますが、ふんだんに使われたグリーンが

どこか素朴な雰囲気も漂ってほっこり。

お花やリボンの雰囲気でがらりと雰囲気が変わりそうなアレンジメントですね。


先生、参加者の皆様、今回もありがとうございました。

次回はいよいよ年内最後の教室です。

クリスマス前・・・ということで、少し早いかもしれませんが

クリスマスリースを教えていただく予定です。

また、ホームページ、Twitter等でご案内いたします。