昨年、松本市中央図書館図書館祭りに
講師として来てくださった
高楼方子さんの新刊が発売されました。
『老嬢物語』(偕成社刊)です。
高楼さんが、旅先で、日々の暮らしで、
本や映画のなかで出会った印象深いおばあさんたちを
遠い日の光景や様々な思いをユ ニークな視点で綴った
エッセイです。
偕成社のHPで連載していた頃から
このエッセイが大好きだったので
本になるのをとても楽しみにしていました。
講演会ではソラマメおばさんの章を朗読してくださいましたが
高楼さんのあのキャラクターで読んでいただくと面白さ倍増だったなぁと・・・
今、思い出してもくすくす笑えてきます。
思わず笑ってしまうようなお話からじんわりじっくり読み応えのあるお話まで、
高楼さんワールドが広がります。
また、こちらのエッセイが気にった方におすすめしたいのが
こちら『記憶の小瓶』(クレヨンハウス刊)です。
こちらは、高楼さんの幼少時代の思い出が綴られています。
繊細だからこそ滑稽、真剣だからこそ面白い・・・
このエッセイを読むと
高楼さんはお母さまもかなりユニークな方のようですね。
個人的に色々と共感できる部分もあり
子ども時代の悲喜こもごもの感情がリアルに思い出され
泣き笑いしながら一気に読んでしまいました。
絵本作家、児童文学作家としても
色々な作品を手掛けていらっしゃる高楼さんのルーツを
垣間見ることができるのがエッセイ作品だと思いますので、
絵本や読み物のファンの方にも是非手に取ってほしいと思います。
コメントをお書きください
Alesha Shah (木曜日, 02 2月 2017 02:56)
You can definitely see your expertise in the work you write. The world hopes for even more passionate writers such as you who aren't afraid to say how they believe. Always go after your heart.
Mia Chabolla (木曜日, 02 2月 2017 20:42)
Valuable info. Fortunate me I discovered your website by chance, and I'm shocked why this twist of fate didn't came about in advance! I bookmarked it.