こぐま社「50年のあしあと展」に行ってきました。

4月・5月、続けて教文館9階にあるウェンライトホールで

こぐま社の50周年の展示、偕成社80年の展示が開かれていました。

こぐま社と偕成社は、どちらも児童書出版社としては老舗です。

私自身も子どもの頃から今まで、お世話になった本が沢山！

この2つ展示に行ってきましたので

その様子を少しだけお伝えしたいと思います。

その他にも「１１ぴきのねこ」のコーナーがあり

リトグラフの展示がされていました。

こんな楽しい撮影スポットもありましたよ。

こぐま社ならではの展示だったのは

こぐま社の歴代の「お誕生日カード」がならんだコーナー。

登録すると10歳までもらえるお誕生日カードは

毎年、こぐま社に縁のある作家さんに書いてもらっているそうです。

ずらりと並ぶと盛観でした～。

自分が小さい頃にもらったカードを見つけると

なんだかとても嬉しくなるから不思議です。

また名だたる著者の方々からの「おめでとう」メッセージもずらり。

作家の方、訳者の方など、個性あふれるメッセージに

祝福の気持ちがあふれていて見ていると幸せになれるコーナーでした。

ついつい長居したくなるのは、

1966年から2016年までのこぐま社の出版物を見ることができるいうコーナー。

これまでに出た298点の作品の表紙を全部見ることができます。

懐かしい本、知らない本、もう絶版になってしまった本・・・

片っ端から読みたくなってしまいました。

「この本好きだった！」とか「こんな本あったんだ！」と

様々な喜びと驚きがありました。

絵本はもちろん、アーディゾーニの作品など大人になってから出会った

素敵な本もたくさんあるこぐま社の出版物。

こうして会社の歩みと共に出版物にふれることができ益々、愛着がわきました。

これからの本にも期待しています。