やはりこの季節に読みたくなるクリスマスの絵本。
ちいさいおうちのブッククラブの会員様にお配りしている 『ブッククラブ新聞』も今回のテーマはクリスマス。
おすすめのクリスマスの本を国ごとにご紹介し、大好評だったので(身内にですが)、こちらでも何冊かご紹介させていただきます。
今日、ご紹介するのはイギリスのクリスマス・・・
たっくさんのクリスマス絵本があるので、独断と偏見と今年の気分で選んだ何冊かをご紹介します。
まずは、『クリスマス人形のねがい』(ルーマー・ゴッデン/文 バーバラ・クーニー/絵 掛川 恭子/訳)を。
イギリスの児童文学作家のゴッデンの描く物語はしっかりしっとり、読み応えがあります。 私も大好きな児童文学作品の1つでもある『人形の家』を筆頭に ゴッデンの描く人形のお話はどれも素晴らしいので、この絵本が気に入ったら 次はぜひ『人形の家』に読み進んでほしいと思います。 かわいい!楽しい!だけではない、独特の雰囲気は他にはない味わいです。
そんな、しっかりしたお話にクーニーの美しいイラストが華やかなクリスマスムードを添え プレゼントにもぴったりな大判の絵本になっています。
もう1冊は
『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』 (ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ/作 佐野洋子/訳) 7こちらは、ゆうびんやさんがお話の登場人物たちに手紙を届けていく 手紙の入ったしかけが人気の『ゆかいなゆうびんやさん』のクリスマスバージョン。
クリスマスカードやジグソーパズルを。それぞれ封筒に入っているのを取り出すのもワクワク楽しいですし、それぞれお話やマザーグースにでてくるキャラクター宛てのお手紙なので 何のお話に出てくるキャラクターに宛てられたものか…ということがわかれば更に楽しくなります。