『つぎに読むの、どれにしよ?私の親愛なる児童文学』を読んだ感想を教えてくださったみなさま、ありがとうございます。
多くの方が「自分にとっての大切な物語」についての想いやエピソードを添えてくださっていて、それを読むのがとても楽しいです。
まだお会いしたことのない方でも、同じ本を大切に思っている…ということで、とても親しい気持ちをもっていただくようで…
たくさんお仲間ができたみたいで嬉しい!!
今回は色々いただいた反響の中から、お子さん(9歳)からいただいた貴重なご報告をご紹介します。(ご本人・親御さんの了承を得ております)
Uさんは以前に私がご紹介した『しずくの首飾り』が面白かったから…と、
『つぎに読むの、どれにしよ?私の親愛なる児童文学』でご紹介した本を片っ端から読んでいくことにしてくれたそうで…(嬉しすぎます!)
まずは大草原のシリーズを読み始めてくれたとのこと。
「楽しく読めていますか?」とお便りを送ったところ
「読んでます!おっしゃった通りまず始めにインガルス一家を読み始め、のめり込むように全巻を読み切りました~!」と!
それだけではなく学校に持っていったら、
男の子のお友だちが「これだけおもしろければもっと読んでみたい」
「貸してほしい」と言ったそうです。
…なんて素敵なご報告♪
Uさんから物語の面白さが広がってる~
「すごーい!うれし~い!!」と思わずとびはねてしまいました。
更にこのシリーズの好きなところとして
「自分がやりたいな~と思うことがほとんどお話の中に出てくる。
例えば、裸馬に乗って大草原を走り回る、とか、川遊びをする、かごでわなを作って魚を獲るとか、木で家を作ることとか…
大吹雪の中の留守番はドキドキしたけど自分もやってみたいと思った。」
と教えてくれました。
うんうん…わかりますわかります…読んでいると、インガルス一家の生活は、
決して楽しいだけではないというのが理解はできるんだけど……
でも、自分も体験してみたくなっちゃうのですよね。
インガルス一家の物語のシリーズを読んでいる時の
Uさんの様子をお母さまが教えてくれました。
「この本を読んでいる期間はこの本を中心として
学校でも友だちと話が弾んでいた様子でした。
また、親が仕事から帰ると学校の話やら宿題の話に交じって、
干し肉でベーコンを作るんだけどさ、とかいう話も出てきて、
そんな話をしてくれる時は、とても生き生きとした表情で、
今まさに物語の中に生きているといった様子でした。」
…Uさんが物語の世界に浸って楽しんでくれている様子が伝わり、
私もウキウキ。
自分自身も子どもの頃に読んだとき、すっぽりこのお話の中に入り
色々なことに興味を持ち、発展させて楽しんだことを思い出しました。
我が家はベーコンづくりはしませんでしたが、
アルマンゾのお家みたいに「重ねホットケーキ」を作ってもらったなぁとか…
Uさんがそんな風に、楽しそうに話してたら、興味を持って読みたくなるお友だちももっと増えちゃうかもしれませんね~
お友だちとも物語の世界を共有できて、
その輪が少しづつ広がっていったら素敵だなぁ~なんて想像してニマニマしちゃいます。
かわいいご報告をありがとうございました。
まさに「つぎに読むの、どれにしよ?」って思った時に
つぎに読む本のガイドに使ってくれているのがしみじみ嬉しいです。